皆様こんばんは。本日は新型コロナウィルスについて、そしてウィルス全般について正しい対策を書いていきたいと思います。
まず、新型コロナウィルスとは、昨年末より中国武漢より発生したと言われるウィルスで、現在死者が1100人を超えました(2020.2.13現在)潜伏期間は最新情報で24日と言われており、大変長い間無症状で、その間感染を拡大させてしまう恐れがあります。
コロナウィルスとは、哺乳類や鳥類に感染して、呼吸器感染症を引き起こします。ヒトに感染するものはその中で6種類あるそうです。
始めに、インフルエンザウィルスをみれば分かる通り、完全にウィルスを治療できる特効薬はありません。有名なタミフルは「インフルエンザウィルスの増殖を抑える」薬です。また、インフルエンザワクチンも「弱毒化・もしくは無毒化」させたウィルスを体内に入れることで抗体を作り、体内に侵入してきたウィルスに対抗するというもので死滅させるものではありません。
感染経路
①飛沫感染
くしゃみや咳(せき)でウィルスが飛び感染します。飛散距離は約2mと言われています。
②接触感染
ウィルスがついた手や物に触り、それが食事の時などに鼻や口、目(※今回のコロナウィルスでは結膜感染はあるかまだ未確定ですが一応書きます)に触れる事で感染します。
では、どのように予防・対策していけばいいのでしょうか?
まず、予防・対策として、確認しておきたいのは、
①体の侵入への予防
②自宅環境の対策
が重要ということです。まず、体への予防ですが、
まずは、こまめな手洗い、うがいです。
手洗いは、指の間や爪までしっかりと行って下さい。
うがいは、喉だけではなく、喉うがいとは別に、口の中もしっかりとすすいだ方が効果的です。
手を洗った後のアルコール消毒も忘れずお願いします。
水分補給も重要であり、喉の粘膜に付着したウィルスを胃に流すことで、胃酸により増殖しにくいと言われています。15分~20分に1回飲むといいそうです。
できればマスク・眼鏡についてもあるに越したことはないと思います。
そして、忘れがち、というかあまり言われていない話ですが、環境対策がとても重要です。下記はインフルエンザウィルスの環境対策ですが、参考になると思います。
つまり、湿度50~60%以上、温度20℃~22℃以上
を自宅の環境で作ってください。
例えば極端な話、我々人間は100℃の熱湯の中では絶対に生きられません。それは、ウィルスも同じです。ウィルスが生きられない環境を作る事が大切であると言えます。
そして、感染を広めない為には、無理に感染の恐れのある人ごみの中には行かないという事も重要です。
まとめさせてもらうと、まずは予防。手洗い、うがい、マスク(眼鏡)。そして、体内に侵入したウィルスを少しでも減らす為に小まめな水分補給。
そしてウィルスの生きられない環境を作る事。これが重要であると言えます。
現在、私の勤務する施設でも、ご利用者とご家族の面会をお断りさせてもらっています。また、職員の各事業所への行き来の制限と手洗い、うがい、加湿、温度管理の徹底により、単発でのインフルエンザ発症はありますが、大きな感染拡大には至っていません。
言い方が間違っているかもしれませんが、新型コロナウィルスがインフルエンザウィルスと同じ様なウィルスというカテゴリーであるならば、気温・湿度が上がる事で、自然と終息に向かう事が予想出来ると思います。
だからもう少しの辛抱だと思います。焦らず、慌てずに、ぜひ正しい知識をもって、この状況を対処していきましょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。それではお休みなさい。